Day2-1 ラストロ!蚤の市でマドリードの日曜が始まる

Hola!!　『ある日本人観光客のスペイン旅行記』へようこそ！

2014年のスペイン旅行2日目。

日曜日のこの日は、朝からマドリードの街が動き出します。

向かったのは、地下鉄のラ･ラティーナ（La Latina）駅。

ホテル アトランティコ マドリードすぐそばの駅カジャオ（Callao）からは、地下鉄でわずか2駅の場所になります。

ラストロ（蚤の市）

目的はもちろんエル・ラストロ（El Rastro）。

マドリードの日曜

マドリードの日曜・祝日の風物詩・蚤の市に行くためです。

ラ・ラティーナ駅から東に歩けば、前方に多くの露店が見え始めます。

駅から出て100mも歩かないうちに着くのが、カスコロ広場。

多くの人と多くの店

そして、ここを頂点にするように、南へ500mほどの間に、多くの露店が道に並びます。

また、カスコロ広場から南へ行く道は2股に分かれており、ちょうど二等辺三角形のように、ラストロは広がっています。

それだけの広さがあるため、もちろん店も多いですが、人出もかなりのもの。

「ある日本人観光客」が、このラストロについたのは10時ころですが・・・、

既に、多くの市民や観光客で賑わっています。

そして、売られているものも多種多様に並んでいます。

例えば、貴金属などの手工芸品から・・・、

服や靴などの衣料品。

そして場所を変えると、絵画や画材。

また、付近の地区に雑貨屋や骨とう品店が多いためか、食器や雑貨、台所用品やレコード等々・・・、

• 見る人が見ると骨とう品。
• 見る人が見るとガラクタ。

も並んでいます。

そしてそのラストロ販売員の数は、現在では全部で1000人以上にもなる規模だそうです。

皮革製品

そんなラストロの中でも気になるのは、皮革製品を扱う店。

ラストロという名も、もともとは、この地区のなめし革工場から動物を運ぶ際に残る“跡”（ラストロ）に由来しているという説もあるようで・・・、

カバンや財布、バッグなど、多くの革製品がラストロには並んでいます。

そのラストロの中で「ある日本人観光客」が気になったものはほとんど大型のものばかり。

持ち帰りにはちょっと大変そうだったので、残念ながら購入品はなかったのですが・・・、

マドリードらしい革製品や、スペインらしい雑貨なども豊富に並んでいるので、見て歩くだけでも十分楽しい場所ではないでしょうか？

大道芸人

また、この多くの人通りを見込んでか、ラストロの中や付近には、大道芸人・パフォーマーも多く見かけます。

他の場所（プエルタ・デル・ソル）などと同じように、マドリードではそのほとんどが“動かない芸”ですが・・・、

こういった大道芸・路上パフォーマンスも、ラストロの雰囲気を盛り上げてくれる要因になっているようです。

思った以上に広かったラストロをじっくり見回れば、ちょっとした運動にも。

この日は朝ごはんもまだなので、朝食をとるため中心部に向かって歩き出したところで・・・、本日はここまで。