Day2-2 ﾏﾄﾞﾘｰﾄﾞでﾄﾞﾝｷﾎｰﾃ発見!?

Hola!!　『ある日本人観光客のスペイン旅行記』へようこそ！

スペイン旅行2日目、マドリード2日目の朝。

マドリード王宮、アルムデナ大聖堂を後にした「ある日本人観光客」は、そこから歩いて北上を開始します。

途中、色彩鮮やかな建物（教会？）も顔を覗かせます。

この建物を左に見ながら、10分ほど歩くと到着するのが・・・

スペイン広場（Plaza de Espana）

スペイン広場と言えば、映画『ローマの休日』で「オードリー・ヘプバーン」が訪れた、“ローマ”のスペイン広場が有名ですが、“マドリード”のスペイン広場も負けていません。

広場の中央には、小高く・広場の目印となる記念碑。記念碑の前には、それを鏡のように映しだす池。バックには、記念碑に合わせて作られたようなビルが並び、絶好の撮影スポットになっています。

この日も多くの観光客で賑わっています。

と、そのうちの1組が、「ある日本人観光客」に何やら尋ねてきました・・・

相手は高校生くらい。スペイン語でも英語でもない言葉からして修学旅行生でしょうか？

どうやら、「記念碑周りにある像は、何の像でしょうか？」と、教えをこうているようです。

ここは、「人生の先輩」として、「勤勉なジャパニーズ」として、教えないわけにはいかないでしょう！

ということで、必死にインターネット検索開始！！

検索結果は・・・

「セルバンテス」と「ドン・キホーテ、サンチョ・パンサ」

早速彼らに、お教えしよう・・・

「記念碑の中央に座る、白い像（左上画像）は、スペインの作家「ミゲル・デ・セルバンテス」の像」

「記念碑の手前にある像（右上画像）は、その「セルバンテス」の代表作『ドン・キホーテ』に登場する「ドン・キホーテ」と「サンチョ・パンサ」の像」

・・・

通じたかどうかは不明です・・・最後に高校生がノートとペンを差し出してきたので、カタカナで書いてあげました。

「ドンキホーテとサンチョパンサ」。

スペイン広場を後にし、西に少し歩くと、人が横たわった像のある階段が見えます。

その階段を上り、丘の上に立つと目の前に現れるのは、

デボ寺院（Debod Temple）

デボ神殿は、もともとエジプトにあった神殿をスペインに移設して建てたモニュメントです。

2000年以上の歴史をもつ神殿は、夜になるとライトアップされ、より一層幻想的な雰囲気になるそうです。

デボ寺院のある丘を、南に降りると、マドリード地下鉄とスペイン国鉄（Renfe）が乗り入れる、プリンシペ・ピオ駅（ Principe Pio）があります。

プリンシペ・ピオ駅から3駅地下鉄に乗り、向かったのは、

モンクロア駅（Moncloa）

モンクロア駅周辺（上画像）には、モンクロア・タワー(Faro de la Moncloa)や勝利の門(Arco de la Victoria)があります。

また、モンクロア駅は、バスのターミナル駅でもあり、多くのバスが発着します。

「ある日本人観光客」の次の目的地である、マドリードのアウトレットモール「ラス・ロサス・ビレッジ（LasRozasVillage）」行きのバスもここから出ています。

ラス・ロサス・ビレッジ行きのバスは、625番・628番・629番からでているようですが・・・一番出発時間の早い628番から乗ります。

バスは、前乗り・後降り。料金は乗車時に支払います。今回は1人2.6ユーロ。

周りの乗客は、地元の人っぽい乗客ばかり。学生さんが多いようです。

観光客は、アウトレットの専用バスで行く人が多いためか、ほとんどいませんでした・・・

念のため運転手さんに「ラス・ロサス・ビレッジ？」「アウトレット？」と聞くと、ウンウンうなずいていたので間違いないでしょう。

のんびりバスの旅、出発です！

バスに揺られながら、本日はここまで。