Day4-3 バルセロナ到着!ゴシック地区~ピカソ美術館
Hola!! 『ある日本人観光客のスペイン旅行記』へようこそ!
スペイン旅行4日目、バルセロナ初日の昼。
この日の午前中、マドリード・アトーチャ駅を出発したRENFEのAVEは、約3時間後、定刻どおり、バルセロナ・サンツ駅に到着しました。
いよいよ、「ある日本人観光客」のバルセロナの旅が始まります!
同時に、後期のドラゴンボールのように進みの遅いこのブログも、“ようやく”バルセロナ編に突入です!!
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バルセロナ・サンツ駅~ホテル
バルセロナのタクシー
バルセロナ・サンツ駅から、目指すホテルまでは、大体3㎞くらいでした。
RENFEのAVEでの移動後だったので、ここはタクシーで移動します。
もちろんサンツ駅にもタクシーは結構来ますが、AVE到着後だったためか、少々タクシー待ちの列もありますので、上写真の場所で、ちょっとタクシーの順番待ち後、程なくしてタクシーに乗り込みます。
マドリードのタクシーが、白地に赤だったのに対し、バルセロナのタクシーは黒地に黄色のラインのタクシーでした。
バルセロナでも、タクシーの初乗り料金は、日本に比べてかなり安く、利用しやすい料金だと思います。
トランク使用料やサンツ駅利用料を足しても、10ユーロ程でホテルに到着しました。
ホテル・ヴィア・アウグスタ(Hotel Via Augusta)
バルセロナでの宿泊ホテルは、ホテル・ヴィア・アウグスタ(外部リンク)。
比較的シンプルで、小ぎれいなホテルです。
ホテルの前には、歴史を感じさせる、重厚な雰囲気の教会があるので、目印になります。
マドリードで利用した、ホテル・プエルタ・デ・トレド(Hotel Puerta de Toledo)(外部リンク)同様に、
- 値段があまり高くない(ホテル滞在時間が短いため)
- ホテルから駅が近い(疲労的にも防犯的にも、夜歩く距離を短くするため)
- 上記の中で口コミが高い(文化の違う外国の方より日本の方のレヴューを重要視)
という基準で選びました。
ホテルから100m程には、バルセロナの中心・カタルーニャ広場から延びる、カタルーニャ鉄道のグラシア駅(Gracia)があります。
また、市内各地につながる地下鉄の駅についても、フォンタナ駅(Fontana)が、3~400m程にあるホテルなので、交通の便はなかかな良かったです。
駅以外では、ガウディ初期の代表建築である、世界遺産カサ・ビセンス(Casa Vicens)も徒歩圏内にあって、朝の散歩がてらに行けるのもメリットになりました。
しかし、マドリードで利用したプエルタ・デ・トレドが、3つ星ホテルだったのに対し、バルセロナで利用するヴィア・アウグスタは、2つ星にもかかわらず、宿泊料金については、ちょっと高くなりました。
曜日など、他の要因もあるかと思いますが、このホテルに限らず、やはり全体的に、マドリードよりバルセロナの方が、ホテル料金は高いのかなと思います。
ゴシック地区へ
バルセロナ初日のメインイベントは、なんといっても、バルセロナFCの本拠地・カンプノウでのサッカー観戦です。
しかし、試合開始時間は、なんと22時!
日本では、なかなか考えられない時間ですが、それまで、かなり時間もあるということで、バルセロナの街を散歩することにします。
目的地は、ピカソ美術館。そして、余裕があればバルセロネータといった感じです。
ピカソ美術館に向かうまでも、バルセロナの街を散策ということで、地下鉄に乗って、リセウ駅(Liceu)に向かいます。
サンタ・マリア・デル・ピ教会
リセウ駅から東に歩き出せば、ゴシック地区です。
古い建物の間を抜けるように続く、石畳の路地裏を抜けて、最初に出迎えてくれたのは、ゴシック建築らしいバラ窓。
このバラ窓の建物は、ゴシック様式の歴史ある教会、サンタ・マリア・デル・ピ教会(Basilica de Santa Maria del Pi)です。
あまり目立たない場所で、突然現れた感じの教会ですが、目の前の広場では、小さなマーケットも開催されていて、歴史を感じるゴシック様式の建物と合わせ、良い雰囲気の教会でした。
バルセロナのカテドラル
サンタ・マリア・ダル・ピ教会を通り過ぎ、石畳の路地裏をさらに200mくらい歩くと、ひときわ賑わいのある大きな広場に出ます。
そこにあるのが、バルセロナのカテドラル、サンタ・エウラリア大聖堂(Cathedral of Santa Eulalia)です。
中世からの建物が多くあるゴシック地区の中でも、とくに有名な建物で、教会の周りは、多くの観光客や市民であふれかえっています。
建物自体も大きく、荘厳な雰囲気を感じさせる、ゴシック様式の教会でした。
中に入っての見学も可能のようですが、なかなかの混雑模様だったので、外観のみを堪能させてもらいました。
ピカソ美術館
カテドラルを通り過ぎ、50mほど歩くと、ライエタナ通り(Via Laietana)という大きな通りにぶつかります。
その通りを右折(南下)し、150mほど歩くと、地下鉄のジャウマ・プリメール駅(Jaume I)の入り口があるので、今度は、そこにある細い路地(ななめに入る路地の1本前の道)を左折(西へ)します。
その細い路地を200mほど進み、今度は右折(南下)すると、目的地であるピカソ美術館(Museu Picasso)に到着します。
なぜ、こんなに細かく書くか?
それは、ピカソ美術館が、なかなか見つけにくかったからです!
付近に行っても、看板などが出ている様子もなく、美術館の前の通りもかなり細い道で、建物自体も周りからは大きく見えなくて・・・、
とにかく、わかりづらい場所にある美術館でした。
行く予定のある方はご注意を!
ピカソ
パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)は、美術に詳しくない人でも知っている、世界的に有名なスペインの画家です。
代表作には、マドリードのソフィア王妃芸術センターにあった『ゲルニカ』などがあります。
そして、若い頃にバルセロナでも創作活動をしていた関係か、バルセロナのゴシック地区には、ピカソに関係する観光地が2つありました。
1つは、サンタ・マリア・デル・ピ教会から、カテドラルに向かう途中、カテドラル前の広場直前にあるカタルーニャ建築家協会の“ピカソの壁画”。
そして、もう1つが、ようやく到着したピカソ美術館です。
ソフィア王妃芸術センターの『ゲルニカ』に衝撃を受けた「ある日本人観光客」ですが、このピカソ美術館も訪問してきました。
ピカソ美術館の見どころ
なかなか見つけにくい場所にあるだけに、ピカソ美術館は、それほど大きな美術館ではありません。
しかし、“バルセロナにある”ピカソ美術館らしく、ピカソの作品の中でも、若いころの作品がとても充実しているかと思いました。
幼少期や、「青の時代」の作品群などです。
また、ベラスケスの『ラス・メニーナス』をアレンジした連作も数多く展示されていました。
「ある日本人観光客」は、マドリードのプラド美術館で、ベラスケスの『ラス・メニーナス』を見た続きとして、バルセロナのピカソ美術館で、ピカソの『ラス・メニーナス』の連作を見る形となったため、とても興味深く・楽しく観覧することができました。
興味がある人はもちろん、プラド美術館に行かれた方には、合わせて見ることをオススメしたい美術館です。
ピカソの世界を堪能したところで、本日はここまで。
でも、サッカーの試合開始は22時!まだまだ時間があるんです・・・
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