Day5-5 サグラダ・ファミリア！新三大？撮影ポイント

Hola!!　『ある日本人観光客のスペイン旅行記』へようこそ！

スペイン旅行5日目、バルセロナ2日目のメインイベント会場は・・・、

サグラダ・ファミリア

今回記事も、前回の「サグラダ・ファミリア！未完の世界遺産」に引き続き、ガウディの遺した、この未完の世界遺産について紹介していきます。

サグラダ・ファミリア観光の概要については、前回記事で、一通り書いているので、今回は、「ある日本人観光客」的に、オススメしたい撮影ポイントを中心に書いていこうと思います。

生誕の門と受難の門

まず最初に触れるのは、サグラダ・ファミリアの“顔”となる、外観についてです。

サグラダ・ファミリアの顔となる正面部分は2つ。

生誕の門といわれる、北東側のファサードと・・・

受難の門といわれる、南西側のファサードです。

生誕の門

北東側のファサードは、生誕の門。

ガウディの生前から手がけられていたファサードです。

その生誕のファサードには、写実的な彫刻が施されています。

受難の門

生誕の門のファサードの彫刻が写実的なのに対し、受難の門のファサードの彫刻は、全く逆の雰囲気がありました。

生前のガウディが手掛けられなかった受難の門の彫刻には、現代アート的な、角ばった彫刻が施されています。

北東に対して南東・・・

生誕に対して受難・・・

ガウディらしい曲線を感じる彫刻に対して、角のある彫刻・・・

サグラダ・ファミリアの2つの顔は、それぞれ相反する性質をもつファサードといえるのでないでしょうか？

撮影ポイント（生誕と受難のファサード）

既に完成？されている生誕の門を歩道から見上げる位置には、サグラダ・ファミリアの正式名称が書かれたプレートがありました。

全景とまではいきませんでしたが、バルセロナのシンボルらしくカタルーニャ語で書かれた正式名称のプレートと一緒に、生誕のファサードを収めてみました。

一方の受難の門は、絶賛工事中！

（予定は未定だと思いますが・・・、）2026年に完成するサグラダ・ファミリアとの比較を楽しむためにも、工事中の写真も残しておきたいところです。

生誕の門の塔

サグラダ・ファミリア観光をするなら、ぜひ塔にものぼっておきたいところです。

塔からは、バルセロナの街を見渡すことはもちろん・・・

塔上部のオブジェを別の角度から見たり、外からでは見ることのできないオブジェを見つけることもできます！

また、塔の内部の作りにも、ガウディとサグラダ・ファミリアらしさをを見つけることができます。

撮影ポイント（塔の内部と眺め）

最も特徴的なのは・・・

巻貝のらせん階段ではないでしょうか？

この螺旋階段は、下から見てももちろん・・・

巻貝でした！

徒歩で下りる必要があるらせん階段は、なかなか急で、ある程度長いですが、ぜひ体験したいサグラダ・ファミリアの一部ではないでしょうか？

もう一つは、塔からの眺めです。

生誕の門側にあたるサグラダファミリアの北東には、夜になると、通称・逆さサグラダ・ファミリアを映しだす池がありますが・・・

生誕の門の塔からは、この池を眺めるポイントもあります。

塔から映る池。

通称・逆さ逆さサグラダ・ファミリアと呼ばせてもらいます。

どちらのポイントも、生誕の門の塔で撮影できますので、塔に上るなら、生誕の門をオススメしたいと思います。

サグラダ・ファミリアに差し込む光

「ある日本人観光客」が、サグラダ・ファミリアに入って一番最初に驚かされ、一番印象に残っているのは、やはり、教会内に差し込む光です。

天井や壁にある窓から差し込む光は、木のように枝分かれする柱のスキ間をすり抜け、まるで木漏れ日のように、教会の内部を照らしています。

その光景は、バルセロナの中心にある、森か林そのものではないでしょうか？

撮影ポイント（教会に差し込む光 ）

特に、差し込む光を良く感じられるポイントがありましたので、これらを最もお勧めしたい撮影ポイントとして最後に紹介します。

その1つは、北東から南西に向かって撮る写真です。

教会内に差し込む、美しい光をバックに撮影すれば、まるで後光がさしたような写真を撮影できます。

もう1つは、北東の壁に差し込む光を撮る写真です。

壁にポッカリ映しだされる光は、体を包み込むやさしい光にもなりました。

時期や時間により、差し込む光は変わると思いますが、いずれも美しい光に変わりありませんので、ぜひオススメしたい撮影ポイントです。

光あふれるサグラダ・ファミリアは、記録にも記憶にも残したい光景にもあふれた世界遺産でした！

そんなサグラダ・ファミリアを堪能して、今回はここまで。