Day6-7 サグラダ・ファミリア！闇夜に浮かび池にも浮かぶ

Hola!!　『ある日本人観光客のスペイン旅行記』へようこそ！

スペイン旅行6日目、バルセロナ3日目の夜は、「ある日本人観光客」の2013年秋のスペイン旅行最後の夜。

明日は、昼の飛行機に乗りスペインを出国するため、バルセロナの街を歩けるのも、この夜が最後です。

そしてやはり最後は、バルセロナを象徴する場所で締めくくりたいもの！

ということで、この旅最後の目的地に向け「ある日本人観光客」は、移動を開始します。

グラシア通り

夜のカサ・バトリョを見てきた「ある日本人観光客」は、グラシア通りを南下し、地下鉄パセジ・ダ・グラシア（Passeig de Gràcia）に向かいます。

このグラシア通りは、サン・ジョセップ市場（ラ・ボケリア）のあったランブラス通りと同じく、バルセロナのメインストリート。

ランブラス通りが、歩行者路が中心の庶民的な雰囲気だったのに対し、グラシア通りは、有名店も数多く並ぶ高級感も感じる大通りで・・・、

日本でいうところの銀座通りのようなイメージでした。

ロエベ

その有名店の中でも、スペインを代表する高級ブランドといえば・・・、

ロエベ（LOEWE）。

バッグなど、高級な革製品で有名なブランドです。

高級ブランドらしいセンスあるショーウィンドウは、この夜もライトアップされていて、高級ブランドが並ぶグラシア通りの中でも一際目立つ一角でした。

そのロエベを通り過ぎ、パセジ・ダ・グラシア駅にたどり着いた「ある日本人観光客」は、次の目的地に向かうため、そのまま地下鉄に乗りこみます。

そしてたどり着いたのは、この日最後の目的地で、この旅最後になる場所！

サグラダ・ファミリア

ライトアップされ、闇夜に浮かびあがる・・・、

バルセロナを象徴する、ガウディの遺した世界遺産・・・、

サグラダ・ファミリア

Temple Expiatori de la Sagrada Família

この前々日には、昼間に訪問したサグラダ・ファミリアですが、ライトアップされたサグラダ・ファミリアを見るため、また、バルセロナ最後の夜をバルセロナを象徴する場所で締めくくるため、夜のサグラダ・ファミリアを訪問しました。

それと同時に、この日は、朝のカサ・ビセンスに始まり、昼と夜のカサ・バトリョ、夕方のカサ・ミラに続き、4つ目の世界遺産「アントニ・ガウディの作品群」の見学となります！

闇夜に浮かぶサグラダ・ファミリア

昼のサグラダ・ファミリアは、青空に向かい樹木のように伸び続けているような、高さを感じさせる姿でしたが、夜のサグラダ・ファミリアは、また違った表情を見せてくれます。

例えば、ステンドグラス。

昼間は、サグラダ・ファミリアの中からしかキレイに映らなかったステンドグラスですが・・・、

夜には、その美しい光を外からも見つけることができるようになります。

また、ライトアップされることで、躍動感を感じさせる姿も見つけることができます。

例えば、受難の門中央の載冠の像。

いよいよ載冠の瞬間なのか？

ライトアップの光で、冠が輝き出したようにも見えてきます。

また、受難の門の中央の塔の先端の木々では・・・、

昼間は休んでいた鳥たちが、今にも飛び立たとうと、羽ばたき始めたようにも見えてきます。

すべて同じ受難の門ですが、ライトアップされ黄金に輝くサグラダ・ファミリアは、昼とは全く異なる姿を見せてくれました。

それは、闇夜に浮かび上がるように、より立体的に、迫りくるような迫力でした！

池にも浮かぶサグラダ・ファミリア

サグラダ・ファミリアが浮かび上がるのは、闇夜にだけではありません。

サグラダ・ファミリア北東にある公園・ガウディ広場（Plaça de Gaudí）からは・・・、

サグラダ・ファミリアが・・・、

池にも浮かび上がります！

これは、逆さ富士ならぬ、逆さサグラダ・ファミリア。

もちろん、昼間にも映しだされると思いますが、漆黒の池に浮かび上がる、黄金のサグラダ・ファミリアも美しい光景ではないでしょうか？

ちなみにこの光景は、池の奥にあるベンチの上から撮影したものですが・・・、

実物の姿も池に映りだす姿も、両方しっかり一枚に収めることはできませんでした・・・。

すべてのサグラダ・ファミリアを一枚で収めるには、もう少し遠くから撮影する必要があるようです。

写真には残らなかった、逆さサグラダ・ファミリアの全ぼうですが、その美しい姿は、「ある日本人観光客」の心の中にはしっかりと残りました！

バルセロナ最後の夜を、素晴らしい景色で堪能できたことに満足しつつ・・・、本日はここまで。