Day6-5 世界遺産カサ・バトリョ!昼の顔と夜の顔
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スペイン旅行6日目、バルセロナ3日目。
サン・ジョセップ市場で遅めのランチを終えた「ある日本人観光客」は、次なる目的地に向かうため、ランブラス通りを北に歩き始めます。
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ランブラス通り~グラシア通り
ランブラス通りは、広い歩行者専用路と並木道の続く通り。
カフェテラスや露店も多く、散歩するのに適した歩きやすい道です。
サン・ジョセップ市場から、その並木道を北へ500mほど歩くと、ランブラス通りの最北端にある広場・カタルーニャ広場にたどり着きます。
噴水のある広場の中央を対角線に抜けるとぶつかる広い大通りは、グラシア通り。
そのグラシア通りをさらに500mほど北上すると、通り沿いの左手に独特の外観をした建物があります。
カサ・バトリョ
この建物は、ガウディの遺した世界遺産、カサ・バトリョ!
この前日に行ったグエル公園やサグラダ・ファミリア、この日の朝に行ったカサ・ビセンスと同じく、アントニ・ガウディの作品群のうちの一つです。
カサ・バトリョ外観
美しい曲線
カサ・バトリョの外観は、ガウディらしい特徴的な曲線が、まず印象に残ります。
ベランダや1階の扉など、独創的な曲線で作られた建物は、周りの建物と比べるとかなり異質なものに映ります。
なお、カサ・バトリョの左隣の建物は、カサ・アマトリェール(Casa Amatller)。
カサ・バトリョと同じくモデルニスモの代表建築ですが、角ばった三角形の屋根など、外観はカサ・バトリョと対照的に直線的なため、カサ・バトリョの曲線がより特徴的に映ります。
特にカサ・バトリョの2階部分の窓は、かなり独創的な造りで・・・、
直角に交わる部分が見当たらないほど、曲線だけで構成されています!
動植物との融合
その2階の窓枠を支える支柱は、生き物の骨のような形状。
カサ・バトリョが、別名“骨の家”と言われる理由でしょうか?
また、この窓以外にも、骨を連想させる外観がありました。
不思議な曲線を描く、カサ・バトリョの屋根です!
S字カーブを描く屋根の形と、節にも見えるその装飾は、まるで生き物の背骨のよう?
美しい曲線とともに、動植物を積極的に建築取り入れていた、ガウディらしい建築と言えるのでないでしょうか?
多彩色のタイル使い
また、カサ・バトリョの外観は、外壁の色あいにもガウディらしさが感じられます。
多彩な色で装飾されたカサ・バトリョの壁面は、グエル公園やカサ・ビセンスと同じように、タイルが使われたものです。
コントラストとグラデーションという違いはあるものの、粉砕タイルで色とりどりに装飾されたその外観は、ガウディ建築らしさの1つではないでしょうか?
カサ・バトリョ内装の見学と行列
カサ・バトリョは、外観だけではなく、内装にもガウディ作品の素晴らしさにあふれているようです。
この日は歩く距離が長く、行列に並びたくなかった「ある日本人観光客」は、パスしましたが・・・、
この後に行くことになるカサ・ミラより、カサ・バトリョの方が、この日は行列が短かったので、待ち時間だけで選ぶなら、カサ・バトリョの方がいいかもしれません。
チケットの購入と行列
また、カサ・バトリョのHP(Casa Batlló(外部リンク))から、インターネットで入場券を購入する場合は、列に並ばなくても入れるFAST PASSも購入できるようなので、行列が気になる方は検討してみてもいいかもしれません。
また、入場料には、オーディオガイドが含まれており、日本語のガイドもあるようです。→Casa Batllóのチケット購入ページ(外部リンク)
カサ・バトリョのライトアップ
カサ・バトリョの見学の後は、カサ・ミラなどバルセロナの中心部を歩いた「ある日本人観光客」ですが、夜には再びカサ・バトリョの前に戻ってきます。
カサ・バトリョの夜の顔を見るためです!
夜のカサ・バトリョは、外観がライトアップされています。
隣のカサ・アマトリェールなど、周りも1階部分は明るい建物もありますが、カサ・バトリョのライトアップは建物全体。
暗くなったグラシア通りでは、ひときわ目立つ建物になります!
特にカサ・バトリョは、ライトアップされることで、窓枠やベランダの曲線がより立体的に映し出され、特徴的な外観がさらに強調されます。
また、昼間はあまり目立たなかったステンドグラスも、夜には鮮やかな色に輝きだします。
自然光が映し出すカサ・バトリョも素晴らしいものですが、ライトアップによる陰影で、さらに輝くカサ・バトリョも素晴らしいものでした!
夜のバルセロナを歩かれる方は、検討してみてはいかがでしょうか?
なお、カサバトリョ内部の見学時間は、今日現在で、通常20時最終入場の21時までとのことです。
今日2つ目のガウディの世界遺産、カサ・バトリョの2つの顔を堪能したところで・・・、本日はここまで。
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