Day7 バルセロナ・エル・プラット空港！免税手続きと最後の罠？

Hola!!　『ある日本人観光客のスペイン旅行記』へようこそ！

スペイン旅行7日目。

「ある日本人観光客」の2013年秋のスペイン旅行も、とうとう最後の日となりました。

この日は、昼の飛行機に乗り日本へ帰国するため、観光はなし。

ホテルでゆっくり朝食や準備を済ませ、バルセロナのエル・プラット空港へ向かいます。

バルセロナ・エル・プラット空港へのアクセス

空港バス

バルセロナの中心から、エル・プラット空港までのアクセスは、空港バスが比較的便利です。

バルセロナのメインストリートである、ランブラス通りとグラシア通りの間にあるカタルーニャ広場を出発する空港バスは、モンジュイック城行のバスも出ているスペイン広場を経由し、エル・プラット空港に向かいます。

まだ移動疲れのないこの日の「ある日本人観光客」も、この空港バスで、エル・プラット空港へ向かうことにしました。

バルセロナでのホテル、ホテル・ヴィア・アウグスタ（外部リンク）から、カタルーニャ広場までは、FGCといわれるカタルーニャ公営鉄道を利用します。

ホテルのすぐそば、100m程の位置には、FGCのグラシア（Gràcia）駅があり、そこから2駅で、カタルーニャ広場（Pl. Catalunya）に到着します。

カタルーニャ広場

カタルーニャ広場は、バルセロナ交通の起点にもなる広場。

エル・プラット空港行きの空港バスも、この広場から出発します。

空港バス

この日「ある日本人観光客」が利用するエミレーツ航空のターミナルは、ターミナル1。

ターミナル1の場合は、空港バスも「A1」のバスを利用します。

料金は5～6ユーロ程。

前乗りで乗車後、すぐに支払いを行い、この日は座席にも座ることができました。

空港バスは、このカタルーニャ広場が出発点のバスのため、電車などよりは比較的座りやすいのかもしれません。

また、途中で停車する回数も多くなく、空港までも30分程で到着するので、比較的楽なバスでした。

バルセロナ・エル・プラット空港

免税手続き

エミレーツで出国する「ある日本人観光客」は、この空港が最後のEU国。

そのため、エル・プラット空港で、忘れずに行わなければならないのは、免税の手続きです。

スペイン国内で、タックスフリー対象店での買い物の際は、同じ店舗の同じ日に、90.15ユーロを超える買い物をした場合、免税の書類を発行（自己申告必須）してもらえます。

その書類には、最終的なスタンプが押してありませんので、出国時に品物を確認してもらいつつスタンプを押してもらう必要があります。

スタンプを押してもらえるのは、出発ロビー奥にある警察署。

黄色いポストが目印になります。

免税の手続きする際は、少々の列がありましたので、下写真左の機械から番号札をとり、順番を待ちます。

なお、店舗でもらう免税書類には、自分で記載する必要のある箇所がありますので、遅くても順番が来る前に、できればホテルなどで記載しておく方が良いと思います。

ギリギリに書いて間に合わないと、公衆の面前で注意されますので・・・。

また、金額にもよるかもしれませんが、書類にスタンプを押してもらう際には、商品が実際にあるか確認されることを想定しておいた方がいいと思います。

「ある日本人観光客」は、カバンを開けたところにすべて見えるように並べておいたので、チラッと見られただけですが、あまり奥の方にあると、提示を求められたときに時間がかかるでしょう。

還付金の受け取り

免税書類にスタンプを押してもらえたら、最後は還付金の受け取り。

この場所ではスタンプまでなので、別の場所で還付金を受け取ります。

還付金の受け取りは、現金や振込を選ぶことができます。

振込であれば、必要事項を記載しポストに投函するようですが、「ある日本人観光客」は、帰りのお土産用に現金を選択。

エル・プラット空港での出国手続き後に、還付金を受け取れるカウンターがあるとのことで、そこで提出し、還付金を受けることにしました。

搭乗手続きと最後の罠

フライトまで時間はあるものの、お土産や免税店での買い物を考え、この日は早めに手荷物検査を行います。

手荷物検査の後、登場するエミレーツが出発するDゲートは左にあり、左に曲がるとすぐに出国審査のゲートがあります。

が！この近さが罠の始まりでした・・・。

出国審査の後、免税手続きの際に教えられた、還付金を受け取るカウンターがすぐに見つかります。

順番を待つ列もほとんどなく、免税書類を提出すれば、すぐに10数パーセントの還付金が戻りました。

これを使って、買い物をと思っていたら・・・、

簡単なお土産を買える店が2店ほどあるだけ？

そこから先にお店はほとんどありません！

免税店は出国前

成田などのイメージで出国後の免税店のイメージだったのですが、ヨーロッパの（出国審査のいらない）シェンゲン協定国への出発便の多いエル・プラット空港では・・・、

免税店のほとんどが出国審査前にあります。

免税店に寄る際は必ず、手荷物検査後、左に曲がって出国審査をする前に、真っすぐ階下に降りて、ABCゲートのあるフロアに行ってください！

Dゲートから下をのぞくと、ZARAやバルサの公式ショップ・FC BOTIGAなど、スペインらしい免税店がズラリと並んでいますが・・・、

もちろん出国審査後の「ある日本人観光客」は、その免税店一帯に戻ることができません。

係員に食って掛かる老夫婦も、その免税店に戻ることができません。

マドリードのバラハス空港などでも、免税店のほとんどは出国前ですが、それにしてもバルセロナのエル・プラット空港の場合は、その後の店があまりにも少ない、少なすぎます。

皆さまはくれぐれもご注意を！

「ある日本人観光客」のできたことは、大繁盛するお土産店で、食品や小物などのお土産をたくさん買うことだけでした。

エミレーツで成田へ

少々長い待ち時間の後、「ある日本人観光客」をのせたエミレーツのボーイング777は出発。

ドバイでの乗り換え時間は2時間ほど。

かつ、飛行時間自体も行きよりも短いため、バルセロナから成田へは、約18時間ほどで到着しました。

最後の罠にはやや不満なものの、充実した7日間を終えたことに満足しつつ、「ある日本人観光客」の2013年秋のスペイン旅行を無事終了できたところで、本日はここまで。