Day3-1 プラド美術館はスペイン絵画の宝庫!ラス・メニーナスは必見!!
Hola!! 『ある日本人観光客のスペイン旅行記』へようこそ!
スペイン旅行3日目、マドリード3日目の朝は、天気予報通りの雨。分厚い雲が空を覆っています・・・
天気は残念ですが、この日の前半の目的は、プラド美術館(Museo Nacional del Prado)やソフィア王妃芸術センター(Centro de Arte Reina Sofia)の美術館めぐり。
後半の天気回復を祈り、地下鉄バンコ・デ・エスパーニャ(Banco de Espana)駅へ向かいます。
地下鉄バンコ・デ・エスパーニャ駅で降り、東へ100mも歩けば見えてくるのは、シベーレス広場(La Cibeles)です。
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シベーレス広場
シベーレス広場の中央にはロータリーがあり、その真ん中には、シベーレスの噴水があります。
なお、このシベーレス広場は、レアル・マドリードの優勝パレードの最終地点としても有名で、パレードの際には、シベーレスの噴水の女神像に、レアル・マドリードのチームフラッグが巻かれるセレモニーがあります。
先日のコパ・デル・レイ(国王杯)で、レアル・マドリードが優勝した際もパレードが行われ、カシージャスが女神像にチームフラッグを巻き、優勝の報告を行っていました。
今期のレアル・マドリードは、現在、リーガ・エスパニョーラが2位、チャンピオンズリーグでも4強と、ともに優勝を狙える位置につけています。
近いうちに、またこのパレードが見られるかもしれませんね。
また、シベーレス広場には、シベーレスの噴水を中心にし、歴史的な建物が並びます。
南西にスペイン銀行(Banco de Espana)、北東にリナーレス宮殿(Linares Palace)※現カサ・デ・アメリカ(Casa de America)、そして東には、下の画像のコムニカシオネス宮殿(旧中央郵便局)、現マドリード市庁舎があります。
夜にはライトアップされるそうなのですが、今回の旅行では、残念ながら雨の写真のみです・・・
プラド美術館
シベーレス広場から、プラド通り沿いに南下すると左手に見えてくるのが、プラド美術館(Museo Nacional del Prado)の建物北にあるゴヤ側出入り口です。
10時開館の30分前、9時半に到着しましたが、100人ほどが行列待ちをしていました。雨の中、長蛇の列に参加します・・・
30分の並びの後、ようやく列が動き始めました。
建物1階のチケット売り場でチケットを購入し、2階の入り口から入場です。
なお、行列に並びたくないなら、プラド美術館の公式サイトから前売り券も購入できます。
また、プラド美術館の公式サイトによると、閉館の2時間前からは入場料も無料になるとのことです。
また、プラド美術館には4つの入り口があり、それぞれ目印がありましたので、ここで紹介します。
ゴヤ
建物北側にあるのは、スペインの巨匠ゴヤの像です。
ゴヤの作品は、プラド美術館にも数多く展示されていましたが、その中でも代表作と言えば、『着衣のマハ』『裸のマハ』がありました。
「ある日本人観光客」が入場したのも、この出入り口です。
ベラスケス
建物西側にあるのは、スペインを代表する巨匠ベラスケスの像です。
ベラスケスの代表作は、世界三大絵画の一つと言われる『ラス・メニーナス』で、プラド美術館に展示されていました。
この作品は多くの画家にも影響を与えましたが、その中でも、ピカソは、『ラス・メニーナス』をテーマに複数の作品を残しました。
バルセロナにあるピカソ美術館には、その作品群が展示されていますので、どちらも訪問し、見比べてみることをオススメします。
なお、この出入り口は正面入り口にあたると思うのですが、現在は、一般的に開放されておらず、記念撮影ポイントとなっていました。
ムリーリョ
建物南側にあるのは、ベラスケスと同じく、17世紀のスペインを代表する画家ムリーリョの像です。
ムリーリョ側の出入り口は、個人の出入りはなく、団体専用の出入り口のようです。
サンヘロニモエルレアル教会
プラド美術館のちょうど裏手にあたる、建物東側にあるヘロニモス側出入口には、サンヘロニモエルレアル教会(San Jeronimo el Real Church)という、ゴシック様式の教会があります。
「ある日本人観光客」は、こちらの出入り口からプラド美術館を出ましたので、すっかり晴れ上がった空に、こじんまりとしていながらも、美しく佇む姿に一瞬目を奪われました。
プラド美術館内
さて、いよいよ美術館内に入った「ある日本人観光客」ですが、プラド美術館の内部は、非常に広大です。広大すぎます。
すべての作品に目を通すだけでも、数時間はかかる数の作品が展示されていますので、よほど美術に興味のある方以外は、目当ての作品を絞って、効率的に回ることを「ある日本人観光客」としてはお勧めします。
そのためにも、入口で館内のパンフレットをもらって、目当ての作品を見逃しないように回るといいでしょう。
特に、『ラス・メニーナス』や『着衣のマハ』・『裸のマハ』に代表されるベラスケスとゴヤの作品群は重要です。
他には、ボスの『快楽の園』やムリーリョやエル・グレコの作品群などもプラド美術館に展示されている代表作品でしょう。
なお、下の画像は、冒頭で掲示した分厚い雲の空の画像ですが、展示作品の空もこのような雲が描かれていることがありました。
スペインらしい空の表情なのかもしれません。
プラド美術館の中を歩き疲れたら、館内のカフェでティータイムです。
お土産売り場も充実していますので、プラド美術館のお土産はここで選ぶのも良いかもしれません。
本日はここまで。
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