Day6-4 ランブラス通りのラ・ボケリア！サン・ジョセップ市場でランチ

Hola!!　『ある日本人観光客のスペイン旅行記』へようこそ！

スペイン旅行6日目、バルセロナ3日目の昼過ぎ。

モンジュイックの丘とバルセロナや地中海の展望を堪能し終えた「ある日本人観光客」は、次なる目的地に向かうため、エスパーニャ駅から地下鉄に乗り込みます。

ランブラス通り

地下鉄3号線で乗り換えなし、そのままたどり着いた駅は、地下鉄リセウ駅。

この地下鉄リセウ駅から地上に出れば、カタルーニャ語でLa Rambla、ランブラス通り（Las Ramblas）です。

ランブラス通りは、バルセロナの中心街を南北に縦断するメインストリート。

広い歩行者道路が車道と車道の間に設けられていたり、その歩行者路が並木道になっていたり、歩きやすい散歩道になっていて、多くの市民や観光客で賑わっています。

そのため、通りには多くの露店やカフェのテラス席もあり、ブラブラしているだけでも楽しめる通りです。

さらに、この道を起点にして、多くの観光地へ行くこともできます。

カタルーニャ広場

通りの最北端はカタルーニャ広場。

街の中心にあたるこの大きな広場は、市民の憩いの場であるとともに、バスや鉄道など、交通の起点にもなっています。

ゴシック地区

ランブラス通りのちょうど真ん中くらいにあたるのがリセウ駅。

この駅から東に行くとゴシック地区にあたります。

ゴシック地区は、バルセロナ初日にも訪れていますが、駅から近い場所には、ゴシック様式の教会サンタ・マリア・デル・ピ教会などがあります。

リセウ大劇場とレイアール広場

また、リセウ駅から南下すると、西にリセウ大劇場。東にはレイアール広場があります。

バルセロナ港

そして、ランブラス通りの最南端は、バルセロナ港の近くまで続いています。

このランブラス通りからの延長で、海を渡る遊歩道ランブラ・デ・マール（Rambla de Mar）に行くこともできます。

これだけのメインストリートのため、ランブラス通りにはもちろん、食事をする場所もたくさんあります。

その中でも、「ある日本人観光客」がこの日のランチに選んだのは・・・、

サン・ジョセップ市場

サン・ジョセップ市場（Mercat de Sant Josep）です！

サン・ジョセップ市場は、ラ・ボケリアやボケリア市場とも呼ばれる、バルセロナの市場。

場所は、リセウ駅から北へ100mも歩かない場所にあり、少し奥まってはいるものの、ランブラス通り沿いにあって、通りから直接入ることができます。

La Rambla, 91, 08001 Barcelona, Spain

そのためもあってか、市場の中は多くの市民や観光客でにぎわっており、マドリードで行った、サン・ミゲル市場のように、観光客でも気軽に入れるような市場でした。

中にある店には、くだものや肉などの生鮮食品から、調味料や菓子類まで、色々な食材食品が並んでいる他、カウンター席や立ち飲みで食事をとれる店も数多くあります。

地中海の恵み？

その中でも特に目立つのは、海の幸！

バルセロナは地中海に面しているためか、マドリードのサン・ミゲル市場より、鮮魚や貝などの魚介類を取り扱う店が多いように感じました。

この市場でランチをとることにした「ある日本人観光客」も、せっかくなので魚介類の店をチョイス。

混雑のため、しばらく待たされることになりましたが、無事、カウンターに魚介類の並ぶ、席に座れる店でランチをとることにします。

バルセロナの中心で貝を食べる。

ということで、注文したのは貝が中心。

ひとつは、スペインが水揚げ第1位の貝！

ムール貝（Mejillon）です。

ココでは白ワイン蒸しではなく、ソテーを注文しました。

そしてもうひとつが、マドリードでも食べた貝。

牡蠣（Ostra）です！

スペインでも生牡蠣は食べられているようで、マドリードのサン・ミゲル市場に続いて、バルセロナのサン・ジョセップ市場でも注文です。

その他には、ビールなどの飲み物と、つまみには青唐辛子の素揚げ（Pimienntos de Padron）。

この青唐辛子は、唐辛子と名前はつくものの辛くはありません。

日本でいう、ししとうのような野菜で、おつまみにちょうど良かったです。

メインの貝は、牡蠣は思っていたよりは大きめだったし、ムール貝もボリュームがあったので、この2種類の貝だけでも十分かなと思っていました。

が、カウンターにどうしても気になる貝が・・・。

この細長い貝は、マテ貝（Navajas）。

日本では、あまりメジャーな貝ではありませんが、スペインではたびたび見かける貝です。

せっかくなので、このマテ貝も追加注文しました。

注文したマテ貝は、オリーブオイルのソテー。

ムール貝の味付けと似てはいたものの、やわらかなムール貝に対して、マテ貝は、ちょっとコリコリした食感が心地いい、“クセになる”系の貝でした。

このマテ貝も、なかなかのボリュームだったこともあり、このランチの値段は30ユーロ超。

全体的に、少々観光地価格の市場のようですが・・・、

初挑戦だったマテ貝の心地いい食感に満足しつつ、本日はここまで。